環境に適した水質浄化生物を組み合わせた「マリンガーデニング」を創出し、
海をきれいにするとともに、市民らが海そうや貝類によるガーデニング体験を行うものです。
※「マリンガーデニング」は2006年にNPO法人ふるさと東京を考える実行委員会によって
商標登録されています。
「マリンガーデニングとは」
水域において海そうや貝類等の水質浄化生物を環境にあわせて組み合わせた「マリンガーデニング」を
創出することを通じて、海をきれいにすることを目的とする活動をいいます。
「マリンガーデニング」は、アメリカで水質浄化活動として活発に行われている「オイスターガーデニング」
の対象をカキ以外の二枚貝や海そうにも拡大し、水域からの栄養塩の回収を目指して実施されるもの
であり、
@主に子供たちを対象とした環境教育 プログラムとして実施するするもの、
A一般市民による家庭菜園のような「マリンガーデニング」として実施するもの、
B漁業者が養殖業として水質浄化生物を育成して収穫・販売するもの
等が考えられます。
また、公的事業としてのカキ礁造成や藻場造成などの水質浄化生物を利用した水域浄化施設の整備、
マリンガーデニングを行うための海水導入池や桟橋の整備も「マリンガーデニング」の概念に含まれます。
さらに陸揚げした水質浄化生物の食用以外の利用、例えば堆肥化やエネルギー化についても
マリンガーデニングの一環の活動となります。
「マリンガーデニング」の特徴
・二枚貝は、餌を与えなくても育ち、海水中の懸濁物を鰓で濾しとって食べているため、栄養塩の取り込
みを行い、海水を浄化します。
・ノリなどの海そうは、成長過程で栄養塩を取り込みます。また、地球温暖 化の原因となる二酸化炭素
を取り込み、光合成を行います。
・アシなど定期的に刈り取りや取り上げを行うことにより、海域から栄養塩 の取り上げを行うことができ
ます。
・単一種のみによる環境浄化の取り組みでは、生態学的観点からもスギやヒノキの人工林にみられるような
問題を生ずる可能性があります。それぞれの環境に適した水質浄化生物の組み合わせにより、多様な
環境に対応した水質浄化システムの構築が可能となります。
・アメリカで盛んに行われている「オイスターガーデニング」を日本に導入しようという試みです。